この投稿では同先攻1キルの方法を、手札の例、必要なカード、手順の例の3項目で紹介します。
手札の例
次の1~4です。(手順は「ミ・ガエルループとは」参照)
1. 鬼ガエル、フィッシュボーグ-ガンナー、適当なカード + 魔知ガエル
2. 鬼ガエル、フィッシュボーグ-ガンナー、適当なカード + ミ・ガエル
3. 鬼ガエル、フィッシュボーグ-ガンナー、適当なカード + サルベージ
4. 鬼ガエル、フィッシュボーグ-ガンナー、適当なカード + 蘇生カード
必要なカード
メイン20枚(モンスター20体)、エクストラ4体の24体です。
モンスター(20体)
悪魔ガエル×2、粋カエル×2、鬼ガエル×2、引きガエル×2、魔知ガエル×2、ミ・ガエル×2、適当なガエル×7、フィッシュボーグ-ガンナー×1
エクストラ(4体)
ブリューナク×1、エアロ・シャーク×3
ここでは適当なガエル7体を、鬼ガエル×1、引きガエル×1、魔知ガエル×1、ミ・ガエル×1、黄泉ガエル×3とします。
手順の例
これから同先攻1キルの方法を説明します。その際、Excel 2010で作成した表のキャプチャ画像を貼ります。表にはそれぞれ太字で名前を付けてあります。表は全部で10枚です。
表の右側には数字が書かれています。この数字はその時点における特殊召喚したモンスターの数の合計です。この数字を書いた理由はあとで説明します。
以下は表に書かれている文字の意味です。
悪:悪魔ガエル 粋:粋カエル 鬼:鬼ガエル 引:引きガエル 魔:魔知ガエル 黄:黄泉ガエル ミ:ミ・ガエル ガ:ガンナー カ:適当なカード ド:ドローしたカード ブ:ブリューナク エ:エアロ・シャーク
では、まず下の「先攻1キルのための準備」という表を見てください。
ここでは上記の1.の手札で先攻1キルします。備考を読めば、先攻1キルできます。
「先攻1キルのための準備」では、先攻1キルするために必要な条件を満たしています。条件とは、ミ・ガエルを自身の効果で特殊召喚したときに、その効果で鬼ガエルと適当なガエルの2体を蘇生できる、というものです。この条件を満たせれば、上記の1.~4.の手札でなくても先攻1キルできます。
次に進みます。下の表は25行あります。
「悪魔ガエル*2の墓地送りとミ・ガエル*2のサーチ」では、エアロ・シャークのエクシーズ素材となる悪魔ガエル2体を墓地に送ってミ・ガエルの効果で蘇生できるようにしています。
上の表には表を縦三つに分かつような太線が引いてあります。これは見やすいように表を行で区切ったものです。
チェーン2の鬼ガエルの効果で場から魔知ガエルを墓地に送ると、魔知ガエルの効果はタイミングを逃します。引きガエルの場合も同様です。
次の表は19行です。
「デッキに存在する『ガエル』と名のついたモンスターの数を1にする(鬼ガエル・魔知ガエル・ミ・ガエルループ)」では、デッキにあるガエルを墓地に送っています。またのちに必要となる手札コストを稼いでいます。
鬼ガエル・魔知ガエル・ミ・ガエルループ(以下、魔知ガエルループ)とは、ミ・ガエルの効果で蘇生した鬼ガエルの効果で、自分フィールド上の魔知ガエルを墓地に送って魔知ガエルの効果でガエルをサーチし、鬼ガエルの三つ目の効果発動のためのコストでミ・ガエルをバウンスするループのことです。上の表の方法では、ループ1回につき2体ガエルをサーチできます。
次の表は10行あります。
「デッキに存在する『ガエル』と名のついたモンスターの数を0にする(鬼ガエル・引きガエル・ミ・ガエルループ)」では、デッキにいる鬼ガエルを墓地に送っています。加えて手札のガエルをのちのコストとして使い切れるように、鬼ガエルを特殊召喚するためのコストで捨てています。
ドローした2枚のカードは使いません。
鬼ガエル・引きガエル・ミ・ガエルループ(以下、引きガエルループ)とは、ミ・ガエルの効果で蘇生した鬼ガエルの効果で、自分フィールド上に表側表示で存在する引きガエルを墓地に送り、引きガエルの効果でカードを1枚ドローし、鬼ガエルの三つ目の効果発動のためのコストでミ・ガエルをバウンスするループのことです。上の表の方法だと、ループ1回につき2枚ドローできます。
次の表は5行です。
「ブリューナクシンクロ召喚」では、のちにエアロ・シャークをバウンスするのに使うブリューナクをシンクロ召喚しています。魔知ガエルの効果でサーチしたガエルはこのブリューナクの効果発動のためのコストにします。
これで同先攻1キルの半分が終わりました。
次の表は17行あります。
「粋カエルバウンス」では、エアロ・シャークの効果で相手にダメージを与えるために、粋カエルの効果発動のためのコストでガエルを除外しています。上の表の方法だと、手札消費なし同然に自分のモンスターを除外できます。ガエルは好きな順番で除外できます。上の表においては、モチベーションが下がりにくいと思われる順で除外しています。
次の表(8行)からはエアロ・シャークの効果を発動します。
「エアロ・シャーク効果900ポイントダメージ」では、エアロ・シャークの効果で相手にまず900ポイントのダメージを与えています。
粋カエルの効果発動のためのコストで除外するガエルは、鬼ガエル、黄泉ガエル*2、ミ・ガエルの4体から好きな1体を選べます。上の表ではあとでややこしくならないように黄泉ガエルを除外しています。
次の表(22行)ですることは上の表とほぼ同じです。
「エアロ・シャーク効果1,000+1,100+1,200ポイントダメージ」では、エアロ・シャークの効果で相手に1,000、1,100、1,200の順にダメージを与えています。
鬼ガエル、黄泉ガエル*2、ミ・ガエルの4体から、「エアロ・シャーク効果900ポイントダメージ」で除外しなかった3体だけを、粋カエルの効果発動のためのコストで除外します。好きな順番でガエルを除外できます。
次の表(6行)以降はエアロ・シャークをバウンスしません。
「エアロ・シャーク効果1,300ポイントダメージ」では、エアロ・シャークの効果で相手に1,300ポイントのダメージを与えています。
場に残したエアロ・シャークは、ミ・ガエルを自身の効果で特殊召喚するためにリリースします。
同先攻1キルの終わりが見えてきました。もうすぐです。次の表は10行です。
「エアロ・シャーク効果1,300ポイントダメージ*2」では、エアロ・シャークの効果で相手に1,300ポイントのダメージを2度与えています。これで合計ダメージが8,100となり、先攻1キルできました。
特殊召喚したモンスターの数を書いた理由は、手札・フィールド・墓地いずれにもガンナーがない場合にこの数を気にする必要があるからです。
TF6では1ターンに特殊召喚できるモンスターの数は100です。一方、同先攻1キルで特殊召喚するモンスターの数は86です。ですから、特殊召喚できるモンスターの数はあと14あります。この14でガンナーを用意します。
ガンナーがデッキにあるとき同先攻1キルするには、ガンナーかガンナーを用意できるカード(例:おろかな埋葬、ワン・フォー・ワン)どちらかをドローする必要があります。
ドローは引きガエルループでします。引きガエルループ1回につき2枚ドローする場合、ループ2回で特殊召喚するモンスターの数は12です。この12でドローした4枚のカードを使ってガンナーを用意します。
引きガエルループで粋カエルかガエルをドローした場合は、同ループで特殊召喚したモンスターの数には数えません。何故なら粋カエル・ガエル両方はすべて魔知ガエルループで墓地落とし・サーチともにできるために、魔知ガエルループをしたのと同じことになるからです。
追記
13/04/28(日) 魔知ガエルループをしたことと同じになる理由を書き加えました。
13/08/01(木) 「先攻1キルのための準備」の「先攻1キルするために必要な条件」を修正しました。
13/08/27(火) 一部現在のフォーマットにしました。
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